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やかんつかいのリュートのブログ。 pixivの企画のことやTRPGのことを中心に書いてます。

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「カケラ」と呼ばれる5人の妖精にまつまるネタ話。
ネタの中にはTRPGに関する用語とかネタとかが出てくることも多い。
そこで、まずは下準備。TRPGについて解説。長いので注意。
さぁ、旅立とう。僕たちだけの世界へと。


この先の文章は私の個人的な思考や解釈を交えてのものとなります。
そのため若干偏ったイメージを与えてしまう場合がございますのでご了承ください。

そもそもTRPGって?

TRPGとは、
テーブルトーク・ロールプレイングゲーム(Tabletalk RolePrayingGame)の略称。
今でこそTRPGというジャンルで呼ばれているが、TRPGこそがRPGの原点である。
TRPGは、後述するが遊ぶのに時間と場所と人数が必要になる。
それを一人で遊べるように、と作られたのがコンピュータRPG。
いわゆるゲームジャンルとしてのRPGである。

TRPGに必要なもの

TRPGを遊ぶためには、いくつか必要なものがある。

1.ルールブック
ゲームとして遊ぶためのルールやデータが書かれている。

2.各種シート類
ルールブックなどにブランクのものが添付されているので、コピーして使う。
実際のシートにはキャラクターのデータなどを記入する。

3.筆記用具
受けたダメージを記録する、地図を描く、メモをとるなど。

4.ランダマイザー
TRPGの特徴的な要素のひとつ。いわゆる乱数発生装置。
ダイス(サイコロ)だったりトランプだったり。ルールにより異なる。

5.場所
ゲームをするためには、そこそこの広さのテーブルが必要となる。
カラオケボックスだったり、公民館等の会議室だったり。

6.仲間
TRPGの特徴的な要素のひとつ。TRPGはひとりでは遊べない。
遊ぶため……冒険には、信頼できる仲間が必要なのだ。
一応1人旅もできるが、それでも基本的には2人必要となる。

7.お菓子と飲み物
あると何かと便利。
特にTRPGはのどを使うので、大きなペットボトルやのど飴があるとよい。
お菓子はべたべたしない、油っぽくないものなどがよい。

遊ぶための準備

さて、遊ぶルール(ゲーム)を決めた。人数も集めた。
場所も用意したし、必要な道具も揃えた。
となれば、後は実際にゲームをすることになる。
次はその遊び方について簡単に解説。

1.ゲームマスターを決める
これはプレイ日以前に決めておく。
TRPGはゲーム機を用いないので、町の人はいないしダンジョンも敵もいない。
それどころか、シナリオすらないというのが初期状態である。
ルールブックには敵のデータもダンジョン用のトラップ等も掲載されている。
しかし、それをゲーム的に配置する機構がないのである。
(ルールブックにサンプルシナリオが掲載されている場合はある)
そして、シナリオがあったとしてもそれを進行させる機構がない。
そこで、TRPGではゲーム機の代わりとなるようなホストユーザーが必要となる。
それをゲームマスター(以下GM。ゲームによって他の呼び名もある)と呼ぶ。
GMはシナリオを作り、敵を配置し、ダンジョンに罠をしかける。
そして実際のプレイ時にはストーリーの進行を行う。

2.キャラクターを作成する
実際には、プリプレイという動作を行うことになるが、面倒なので省略。
ゲームの世界でプレイヤー(以下PL)の分身となるキャラクターを作成する。
ひとりのPLはひとりのキャラクターを管理する。
これをプレイヤーキャラクター(以下PC)と呼びます。
たいていのゲームにおいて、PCはクラス(ジョブ)のデータをもつ。
前に出て戦う戦士、遠くから魔力で攻撃する魔法使いなど。
顔をつきあわせ、自分の役割=ロールを決めていく。

TRPGで遊ぶ

準備が整ったら、実際にゲームをする。
基本的には、TRPGは言葉のキャッチボールで進んでいく。
GMが用意してきたシナリオを言葉で進行させていく。
イメージ的には、観客のいない即興劇である。
GMが状況を説明し、町の人などのノンプレイヤーキャラクター(以下NPC)を演じる。

GM「私、今夜12時に、魔物の生贄にされてしまうんです。と村の娘は言うよ」

そして、それに対してPC(PL)がレスポンスを返し、物語を進行させていく。

戦士PC「だったらそれまでに、俺たちがその魔物を倒してやるぜ! なっ!?」
魔術PC「まったく……アナタだったらそういうと思ってたわ」
神官PC「ま、そこがいいところなんですけどね」
盗賊PC「やれやれ、熱血なリーダーをもつと苦労するよね」

TRPGにおいてもっとも怖くもっとも楽しいことは、枠がないことである。
発言ひとつ、行動ひとつで、物語は予想できない方向に進むことがある。
コンピュータ管理ではないTRPGでは、GMが拒否しない限り、
かなり多くの選択肢が存在する状況がある。
機械的な制約をかけられない分、非常に自由度が高いのである。
例えば、火事になった民家があるとしよう。
機械であればマップ的に入れない民家となっていても、TRPGではどうか。

戦士PC「中にまだ誰かいるかもしれない! 中を見てくる!」

なんてシチュエーションもありえるのだ。
他にも、描写を忘れたためにストーリーの流れが変わったり、
予期せぬところで予期せぬキャラが死んでしまう、なんて状況もありえる。
高い自由度は非常に楽しいゲームを生み出すが、高いリスクももっている。
ただ、今までの経験からして、この対比の場合メリットはデメリットを補って余りあると思う。

そして、もちろんRPGなのだから基本的には敵が存在する。
その敵との戦闘は、ゲームごとに用意された戦闘のルールに則って行う。
このときの乱数を表現するのがランダマイザーである。
コンピュータでは機械で処理される乱数を、自分の手で、目の前で処理する。
相手に命中するかどうかの判定、攻撃を避けられるかどうかの判定、
どれだけダメージを与えられるかなど、すべて目に見える形で処理されていく。
敵の値が高かった場合など、緊張感が増すことこの上ないのだ(笑)

とまあ、ゲームの遊び方はこんな感じである。
おそらく分かりにくさが爆発していると思われるので、最後に一言で。
要するにTRPGは「戦闘するルールのくっついたごっこ遊び」である。
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